「友」の漢字 friend
ユウ(yuu)、とも(tomo)、したしむ(shitashi-mu)
右手の形である、「又」を二つ組み合わせて作られた文字です。
このような漢字を、会意(かいい)文字といいます。
二つあることで、手を取り合って助け合うという意味になり、
その人間関係を、「友」と指し示します。
このことから、「したしむ、まじわる」の意味になります。
もっと古くは、同族の同輩のことをいい、
その誓いとなるように、
貝を二枚連ねて一組にしたものを持っていたため、
「朋」となり、
「朋友」は、誓いを立てた友。という深いつながりを意味します。
「友」の個性
小学校二年生で学習する、四画の常用漢字で、
部首は「また」。
一画目は、楷書の場合、長くどっしり引きます。
上に向かって張りを出し、
弧を描く感じになると、なお良いですね。
二画目は、ダイナミックにスルン!と引きます。
下に伸びすぎると、ダラーンとだらしなくなるので、
上に祓うとそれらしくなります。
三画目は延長線が、
二画目と交わるような角度で引き祓うのを意識します。
四画目、収筆の右祓いをゆっくりと丁寧に仕上げましょう。
友、とは。
神宮行って、肝の空気を入れ替えてきました。スッキリ。#北海道神宮 #スッキリ
このお題を考え出すと、おそらくキリがないので、
ごくごく思うことだけ書こうと思います。
「友達ってなんですか?」
と尋ねられた時、どんな風に答えるのでしょうか。
この時代に限らず、どんな方法でも、心が通じ合えていれば、
「友達」と言えるのだと思います。
私事ですが、以前、とある女性に、
「あなたは、友達ってどれくらいいるの?」
と、尋ねられて、
「30人くらいかな。」
と答えたら、
「友達って、2、3人じゃない?あまり多い人って信用できないな。」
それ以降、会ってもらえなくなりました笑
勉強になったのは、
「30人」という数は、今まで会ったことがあって、
この一年の間にいろいろな方法で連絡を取り合って、
笑ったり泣いたり、がっかりしたり。
そんなことを共有した人数のことでした。
僕は、そういった場面の数が、パッと頭に浮かんだのでしょう。
彼女の言ってたことも、もっともだな。
一声で、その30人がひとところに集まるわけではないし、
それぞれの住んでいる島も違うし、考え方も嗜好も違う。
僕は、そんないろんな人々に様々な形で助けてもらいながら、
日々を暮らしているので、そう、答えました。
けれども、彼女の思うところも、よくわかります。
と言うより、
わかろうとした僕がいました。
そのちょっとあと。
僕は、親友を亡くしました。
彼女との巡り合わせを作ってくれた人でもありました。
深く、悲しみました。
分け隔ても裏も表もない、いつも明るい男でした。
友とは、どこにいても、会いたい。とふと吹く風のように思うひと。
だから、僕が、会いたいと思うひとは、会ってみたいと思うひとは、
「友」だと、僕は、勝手に思っています。
何をしてくれたかではなく、何をしてあげたかでもなく、
「会いたいな。」それだけで、いいじゃないですか。
会うことで、声を聞くだけで、文章を読むだけで、
救われることがたくさんあります。
文字の示す通りです。
きっと、彼女の思う友も同じだろうし、
数の問題ではない。ということを言いたかったのだろう。
そんな風に思います。
未熟ですね。僕は。
今日も、お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
また一週間、一緒にがんばってゆきましょう!拝
◇「友」を含む名前における当ブログの過去参考記事◆