「樹」の漢字 tree
ジュ(ju)、き(ki)、うえる(ue-ru)、たてる(tate-ru)
以前、
この記事を書きました。
今回は、「立ち木」を表しています。
木偏に、「鼓」の元になった文字を合わせています。
この字はやはり、音のなるもの、「つづみ」なのですが、
農耕儀式で秋の害虫を祓う時に「つづみ」を鳴らして、
豊作を祈ることを表していて、
このつづみで、樹木の育成を促したことから、
音で組み合わせた文字、「樹」となりました。
物事をしっかりと立てる。定める。
と言う意味で使われる「樹立」という言葉は、
樹木全体を育てることの意味に通じていることから。
「樹」の個性
小学校六年生で学習する、16画の構成。
部首は「きへん」。
13画目までは、2画目で引いた文字の高みに合わせて書いてゆきます。
コツは、活字と違って、真ん中をぎゅっと挟む感じで収まると綺麗です。
寸は少し大きめで書きましょう。
堂々としますよ!
◇「樹」を含む名前における当ブログの過去参考記事◆
「裕樹(ひろき)」
「一樹(かずき)」
「秀樹(ひでき)」
樹のように
今回は、遠い街に住む親友の名前をテーマにしてみました。
いつも気を遣って、様子を見に遊びに来ては、
僕が作るだし巻き卵をうまそうに頬張りながら、
日本酒を酌み交わした友です。
僕よりもずっと年下ではありますが、しっかりした男。
まさにこの文字が語るように、一本の幹の太い樹のように、
ご両親にたくさんの愛情を注がれ、育てられたのだな。
名前について深く考えさせられるきっかけになった友人です。
彼の周りには、似たような友人も多く、
それがまるで一つの「森」を形成しているような気持ちになることがありました。
森林浴は森に行かなくとも可能なようです。
さて、一日更新が遅れてしまいました。
ここ最近、環境の変化があり、まだちょっとついて行くのがやっと。
なのですが、日々、幸せです。
変わらず、「ほぼ」毎日の更新を目指して行きます。
本日も、お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
良い休日を、お過ごしください。拝