「春」の漢字 spring
シュン(shun)、はる(haru)
草の根を集めて縛ったものが、「冬」。
そこから芽が出た様子が、「春」の元の字
「くさかんむり」➕「屯」➕「日」でできた漢字なのですが、
フォントには存在しない文字です。
「屯」は織物に使うヘリの糸を結び止めた房飾りの形で、
寒い冬の間、根を閉じ込めていることを意味しています。
「春」を初めから定義してこの文字ができたのではなく、
二千数百年前の文献にようやく元の文字が現れて、
その後、「春」という言葉にたどり着きました。
日の目を見た。といった漢字です。
「春」の個性
小学校二年生で学習する、九画の漢字で、
部首は「ひ」。
広々と、正方形のマスに収めるようにバランスをとります。
「日」はできれば広めに取ると、安定した雰囲気の「春」になります。
◇「春」を含む名前における当ブログの過去参考記事◆
※都道府県名は、世帯数が特に多い地域
「春木」(はるき):北海道
「田春」(たはる):鹿児島
「春石」(はるいし):広島
「出春」(ではる):大阪
「中春」(なかはる):大分
「春野」(はるの):熊本
「春岡」(はるおか):京都
本日も、お立ち寄りいただきありがとうございます。拝