漢字バカ200撰

漢字が好きなので、書と漢字の成り立ちから話を広げるブログ。広がらない時は、別のことを。

過ぎたるは及ばざるが如し

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これ、面白かったので、

僕も記事にしてみます。

 

狂ったように食べるものって、

なんか入ってるのかな?

って思いませんか?

 

依存性がある食べ物なのかもしれませんが、

スイッチが入るのはそれぞれですよね。

 

でも、ツイートを見ていると、

「あー!わかる!!」

っていうもの、多くありますね!

僕が狂ったように食べてしまったものは、、、。

 

これです!! 

フリトレー マイクポップコーン バターしょうゆ味 50g×12袋

フリトレー マイクポップコーン バターしょうゆ味 50g×12袋

 

 

初めて食べたのが、中学校の時だったので、

今から三十数年前から、この商品が存在しているということになります。

あまりの絶妙な塩みとバターのうまさ。

衝撃と、そのお手頃価格で、

思春期の僕は完全に虜になり、

通り越して、初依存を体験。

 

依存とかっていうのは、おそらく極度のストレスが、

そのスイッチになるのではないかと気づいたのは、

この食べ物がきっかけとなりました。

 

修学旅行中の友人関係がとんでもなくストレスになって、

面白いことも全くなく帰ってきて、

イライラはいつかこれに手を伸ばすようになってしまいまして、

一日3袋。

これを30日間食べ続けたことによって、

ちょうど30日目、病院に運び込まれました。

 

ここでの初体験は、依存だけではなく、

胃カメラも初体験することになり、

以降13年に渡って、一年に一本、

飲み下すことになります。

体を動かすたびに、茶色い液体を戻してしまい、
身の置き場のないくらいの腹痛。

そして脂汗。

少年にとってまさにそれは、

大人への洗礼かと思うくらいの苦しみだったことを、

今でもこの体は覚えています。

小児科の先生が、カメラを胃袋に這わせながら覗き込んだ時、

「なんだこれ?!」
と驚きの声をあげました。

カメラに付属している長ぁいピンセットみたいなので、

その「なんだこれ」を引き上げてみると、

僕には見覚えのあるものがそこに付着していました。

ポップコーンの弾ききれなかった皮みたいな部分です。

カメラを引き抜いて、

「何食べた?」

と聞かれ、

「・・・・・ポップコーンです。マイクの。バター醤油の・・・。」

と細々と答える自分に先生と看護師さんに、

爆笑されたのが大変恥ずかしかった。

診断は、「糜爛性胃炎」。

当然ながら、その年齢では珍しい症例だと言われました。

 

もともとアホなのか、

そういう風に人間は出来ているのか、

それ以降、ストレスが強度にかかると、

特に口に入れるものに依存してしまう。

そんな傾向が、それ以降だいぶ続いたものです。

大人になってくるに従って、

お金の自由も効くので、お酒や大人買いしたお菓子。

胃痛は、いつの間にやら、膵臓の痛みまで伴うようになりました。

二度目の、激しい胃痛が伴う「十二指腸潰瘍」での入院を経験した時に、

四国から研修に来ていた先生に、

「大丈夫。もう、きっとならないよ。」

これは魔法の言葉でした。
以降、胃カメラを飲んでいません。

多分、その言葉で、

胃にストレスを抱え込むことをやめたのではないかと考えています。


食べ物に関する依存について調べてみると、

「精製された炭水化物」

これがポイントになっているようです。

それについては、こちらに詳しく納得できる記述があります。

gooday.nikkei.co.jp
ちなみに、
依存を招きやすい食べ物第14位にポップコーンがランクイン。

しかも()付けで(バター)とありました。

何かにつけ、現代の人間には依存があるように思いますが、
やりすぎはやはりよくない。

と言うより、そんなに強靭にはできていないんです。
人間なんて。