「在」の漢字 to make someone exist 〜存在させる〜
ザイ(zai)、サイ(sai)、ある(aru)、おる(oru)
「土」の部分は、元は「士」でした、
この字は、「才」と「士」を組み合わせた文字で、
「才」は目印となる木のことを言います。
その木に、祈りの言葉を結びつけて、土に植え込み、
神聖な場所と位置づけるたため、「ある」という意味になりました。
のちに、すべてのものが「ある」として、この文字が使われます。
※ 白川静 常用字解より一部引用
「在」の個性
小学校五年生で学習する、六画で構成される文字で、部首は「つちへん」。
一画目は長めに引きましょう。
二画目は活字とは違って、一画目の真ん中を狙って左に元気よく祓います。
三画目は、一画目のちょっと内側から垂直に下ろします。
四画目は、二画目と三画目の交差したところを目印にして、
その高さからゆっくり横へ引き、
五画目を、一画目と二画目の交差した場所から一画目の末端までの中心から、
垂直に下ろし、六画目は四画目と平行に引きます。
全体的に、安定感が出ると、この文字は完成です。
存在させる
目に見えないものというのは、
存在するかしないか以前に、「存在させている」もの。
思いによって、その存在を確かにさせています。
神がいるから祈るのではなく、
祈るからこそ、神は存在しておられるのだと、
僕はそう考えています。
今日は、短めに。
本日もお立ち寄りいただき、誠にありがとうございます。
今週も、皆様にとって素晴らしい日々でありますように。拝
今日は、北海道神宮へ行ってきました。