「岡」の漢字 hill
コウ(kou)、おか(oka)
网(モウ)という文字と、火を組み合わせた会意文字です。
すっかり、
こんな感じかな。と思っていたら、違いましたね。
会意で紐解くと、「鋳型」に火入れして焼き固めることを、
「岡」と言います。
使い込んだ鋳型は赤土色で、
「剛」という字に「岡」があるのは、
鋳型を刀で裂くことで、「かたい、つよい」ことを指します。
これから連想すると、
赤土色で、頑丈、そこが小高くなっている場所を「岡」と表現します。
なので、この「岡」がある場所には「城」が多く建てられます。
「岡」の個性
常用漢字ですが、2020年には小学校四年生で学習します。
八画で構成され、部首は「やま」。
成り立ちでは、あまり関係性が部首には無いのですが、
大人の事情でしょうか。
ポイントは、中身をコンパクトにまとめることです。
一、二画目と、三画目以降の空間に少し余裕が生まれると、
上手に見えます。
「岡」と「丘」と「陸」
これは、「丘」。
手前が、「陸」。
今では、意味の違いは無いのですが、
個人的に漢字一つ一つを棲みわけさせているのも、
僕の職業病かもしれません。
明日、予定している文字は、
同じ意味で、成り立ちなのに、三つのスタイルを持つ漢字です。
お楽しみに願います!
今夜は、この辺で。
お読みいただき、今日もありがとうございます。拝