「谷」の漢字 valley
コク(koku)、たに(tani)
谷の入り口の形が、文字になった象形文字です。
上の二画とその下の、
もともとつながっていなかった、三画目、四画目は、
山並みが重なって迫ってくるように見えるので、
この形になっています。
この下に、「口」が置いてあるのは、
聖なる場所を示している証で、
「水源」を表しています。
「谷」の個性
小学校二年生で学習する、七画の文字で、部首は「たに」。
一画目から四画目までは、楷書の場合、
長さがだいたい均等になるように、広々と書きます。
こうすると、口を書くときにゆとりができるので、
おおらかな雰囲気に仕上げることができます。
いつものことですが、
口の転折はしっかり折り曲げ、左よりも若干太めに書きます。
こうすると、立体感が出ますからね!
はせ?
「長谷川」「長谷」「長谷部」など。
「はせ」と読むのは日本だけなのですが、
「せ」との読みは、辞書にも見られないことがあります。
これは、地名や苗字にのみ使われるからで、
出処は、やはり地名です。
「長谷の初瀬(泊瀬)」(ながたにのはつせ)という場所が奈良にあって、
これが長い時間の中で、後ろの言葉の省略が、
「はせ」となり、特に、「はせがわ」さんは、
「初瀬川」が「長谷川」さんになりました。
僕のヒーロー
長谷川さんといえば、この人。
「長谷川平蔵宣以」
中村吉右衛門主演のシリーズが。もう終わってしまいましたが、
1作目から何回観ても飽きることがありません。
もし、宝くじ当たったらどうする?
って質問に、「うーん、、、。」
と悩んでいる素振りを見せておきながら、
僕の頭の中には、もうこれしかありません。
その価格、¥243,162!!
素晴らしい!欲しい!
小説はあまり読まない僕ですが、
原作、全て読了させていただきました。
生活で出会った人々からも、もちろんですが、
人情と寛大さの意味を、この小説からも学ばせていただきました。
本日もお立ち寄りいただき、誠にありがとうございます。拝